2023/09/22更新
いよいよ始まりますね!
弊社はこの10/1から3期目に入りますが、ちょうど課税事業者になる予定でした。
なので有無も言わずインボイス登録に…
e-taxで電子申請を自力でしましたので、その内容が知りたい方はこちらの記事から
で、YouTubeでインボイス登録や適格請求書の前に、普通の請求書や領収書を作れるようにならないとマズいのでは?
という動画も公開しました。
色々と発信や体験、コンサルのお客さんとインボイスについて話すことが増え、さらに勉強をしました!
すると、まだまだ私自身が分かっていなかった部分と、これから起こるのでは?と思うことが増えました。
簡単にですが、ここでまとめておきます。
インボイス勘違い
①免税事業者から課税事業者になっても、いきなり売上の10%の消費税を納めるわけではない
超基本的なことから言うと
「仕入税額控除」
というものがあります。
簡単に言うと売上に含まれる受け取った分の消費税(仮に50万円)から、自分が仕入れや外注で支払った消費税(仮に20万円)を差し引いたものを納めるということです。なので1年度で30万円を納めることになります。
もうこれ以上詳しくは説明しません!言いたいのはこれです
2割特例(期間限定)
です。
これも超簡単に言いますと、先ほどの例の受け取った消費税(50万円)の
2割を消費税として納めるという計算で良いよ!
ということは、1年度で10万円の消費税納付で済むということです。
なんかニュースや動画ですんごい納税額になるようなニュアンスが伝わることもしばしばありますが、この2割特例についてはあまり説明されないような…
まぁそもそも消費税がややこしい、インボイスもややこしいので仕方ないんですけどね。説明にキリがないので。
とりあえず2割特例という言葉を覚えておきましょう!
②取引先から値引きや取引を敬遠されるかも…というが、消費者は大丈夫か?
とにかくインボイスというのは
今までなかった消費税が負担になる
取引先から値引きや取引自体を敬遠される
ということが懸念や問題と言われます。
しかし最近、ニュースでも取り上げられることが増えまして、一般消費者が
「免税事業者なら私たちもそのお店に消費税を支払わなくても良いのでは…?」
という勘違いが起こるのではないかと私は予測をしています。
先に言っておきますが、この値引きしてほしいというのは、根本的には誤った認識です。
ただし、消費税そのものが複雑なのに色んな背景や要素、特例なども相まって
『消費者が正しく理解するなんてほぼ無理!』
ですよ。
分かりますよね?昨今のSNSや切り取りだけ見て勘違いしてしまう感じ。
私の経営コンサルのお客さんには、とにかく総額ポッキリでいくらなんです!
と言うようにしてくださいとアドバイスしています(書類はそうはいかないんですけどね…)。
取引先とのやり取りに注意すればいい、ということではないです。
未来予測でもないですが2023年明けくらいから言われ始めると思います。
下記は過去記事です
こんな方へ向いています
- インボイス制度という言葉自体を知らない人
- 言葉は聞いたことがあるけど、概要を知らない人
- 概要は何となく聞いたけど、意味がよく分からない人
- 意味は何となく分かったけど、自分は導入した方がいいのか分からない人
- 消費税の課税事業者、免税事業者の意味が分からない人
- そもそも消費税の仕組みが分からない人
- 課税事業者だから関係ないと思っている人
- これから事業を始めようと思うけど、自分への影響が分からない人
- 取引先に値引き対応してほしい、値引き対応してくれと言われ困っている人
- YouTubeやネット記事を見てもよく分からないという人
- 松江市とか地方では実際どんな対応をしているの?という人
なんでそんなアドバイスができるの?
私自身の経験や資格について簡単にお伝えします
- 2021年に自力で株式会社を設立
- 自社の会計、税務、法務、労務を全て行う
- 年末調整、決算も自力で行う
- 自社もインボイス制度どうしようか考え中(多分登録します)
- 飲食店長、カーディーラー営業合わせて16年間ずっと数字と向き合う
- 生損保代理店(損保10年)
- 2級ファイナンシャルプランニング技能士
- AFPでCFPの税務だけ取得(2回受検)
最後のCFPというのは、簡単に言うとファイナンシャルプランニング技能士の上級みたいなものです。
そして6科目合格でCFP認定となるのですが、私はその内の税務という科目しか合格していません。
だったらCFP認定者の方がいいです…と思われても仕方ありませんが、1回落ちたことにより税務だけ250時間くらいかけてみっちり勉強をしました。知識が税務に特化しているということです。
あと自力で株式会社設立をして、年末調整から決算から全て自力で行いました。
正直全然簡単なことではなく、落とし穴もたくさんあり失敗も多く経験しました。
だからこそ難しいことが分からないという人の気持ちが理解できます。
YouTubeやネット記事を読んでも「地方の事業者はどうしたらいいの?」と思いませんか?
ぜひ力になれればと思いますので、お気軽にご相談ください。
対象者、相談費用など
【対象者】松江市、出雲市、雲南市、安来市、境港市、米子市の小規模事業、個人事業主の方
※経理ご担当の方でも問題ありません
【相談費用】
初回30分無料、以降は1時間5,500円
※問い合わせは無料です
【相談方法】
可能な限り面談でお願いします
【相談場所・アクセス】
〒690-0816島根県松江市北陵町1番地テクノアークしまね3階インキュベーションルームNo.9
※松江市外への訪問は交通費をいただく場合があります
【お問い合わせ】
電話:0852-78-2627
携帯:080-3876-4731
メール:fpinshop33@kk-clip.co.jp
【担当者】
株式会社CLIP
取締役CFO 加瀬健志朗 →自己紹介を見る