先日のこと、お客様から自動車保険の解約申出がありました。
事情をお聞きすると、都市圏に引っ越すことになったので車が必要なくなり手放すことになったそう。
それは当然解約ですね！スムーズに解約の手続きを済ませました。
そしていざ解約日の前日、何とまさかの事故を起こされてしまったのです…
久しぶりに
「え、解約の前日に事故とかある？」
と思いましたね…その車両は買取を依頼されていたので、これはひと悶着あるかもなと。
まぁ実際色々ありましたけど…とりあえず事なきを得ました。
ここで何を言いたいかというと
きちんと手放す（＝乗らなくなる）日を解約日にするものだなと。
まぁ当たり前の話しですけどね。
細かいことを言いますね？
もし仮に7/1に手放すので、7/1に解約しようと。しかし自動車保険の開始日は12/25とか中途半端だったとしましょう。
年払、月払などありますが、25日がこの人の基準の日になるわけです。
月払だと分かりやすいですが、このお客様の場合、6/25～7/1までのたったの1週間でも1か月分の保険料が引き落としになったりするわけです。（年払だと返ってくる保険料が減るということ）
なので例えば保険料をケチって「7/1に手放すけど、特に乗らないから6/25に保険解約しちゃえ！」
これは非常に危険なわけです…
たったの1週間でも、もし事故が起きたら…どうなるか分かりますか？
特に皆さん舐めていますが対物賠償は怖いですよ…相手の車を直せばいいとだけ思っているかもしれませんが、例えば貨物車両の積荷。
いくらの商品を載せているんでしょうか？もしそれがダメになったら…
あとは休業損害ですね。その車両に損害を与えたことで営業できなくなり利益が減少するケース。もしくは店舗や踏切が絡んで営業ができなくなるケース。1,000万円なんて軽く超えますよ。
ということで、年払だろうが月払だろうが、実際に乗るケースがあるなら必ず手放すタイミングで解約をしましょうね、というだけです。
そこの事情まで分かる保険代理店さんとお付き合いしまようね～。