対面談ができるとベストですが、クライアントさんも事業主であるため毎回お会いできるわけではありません。
けっこうな頻度でリモート面談をしています。
ツールはGoogle Meetを使用します。お互いの顔が見える状態でヒアリング、サブディスプレイに写されたOnenoteにメモを取ります。
パワポで作ったフレームワークを画面共有、一緒に現状分析をしたり、様々な情報をネットの画面から表示して情報を共有します。
iPadとOnenoteの相性が非常に良くて、手書き文字や図表、文書への記入がタイムリーに同期されます。
パワポで共有しにくい表現があっても、iPadで書き込みができるのは非常に助かっています。
それでは、とある日のコンサルの内容についてお話をします。
前回の振り返り、再ヒアリング
前回の面談内容や、当日までにメールやチャットで共有した内容について振り返ります。
こちらのクライアントさんは、これから事業を軌道に乗せていくにあたって、どのように動いていくべきか?
を主な内容としてコンサルティングしています。
今まで営業活動を行ったことが無いという方も多いと思います。
実際に売上を上げていく、商品を作る、売りに行く…意外と何から手をつければいいのか?
これでやり方は合っているのか?知らないものです。
個人事業でスタートする方なので、前回までに年間の支出を教えていただきました。
その支出を上回る売上(利益)を出すには、1年間どう動くか?という感じです。
今回整理したのは、今請け負っている案件での最高の売上高がどれくらいになるのかの想定、単価アップが見込めないか?という部分。
ヒアリングを進めていくと、他に大きな見込案件が発生しているがリスクが高い、というものがありました。
細かくは言えませんが、海外が絡む案件です。
これはチームを組んでプロジェクトとしてやるか、コンサルとして私が間に入るか…くらいやらないと難しそう。
もう少し細かく調べて判断をしようという結論に。
各種フレームワークに沿って進める
再ヒアリングに40分くらいかけまして、その後に聞いた状況を各種分析表に落とし込んでみます。
今回はまずSWOTで状況把握をしてみました。
画面越しに表に当てはめていく内容を話し合います。
クライアントさんと一緒に進めていき、途中で質問に答えます。
今回の面談中には、弱みについてハッキリとしませんでした。
私が思うに、個人事業で1人でやっていると、自身のコントロール部分が大きく関わるかなと考えます。
メンタル面や欲求、自己統制について簡単に考えていただき、事業を行う上でそこに困るようなら丸投げしてくださいとお伝え。
正直、現状では強みと機会に目を向けて伸ばしていく段階だと思いました。
これから凄く楽しそうな事業だな!とこちらもワクワクしてきます。
そんな時にメンタル面でつまづいて時間を取られてほしくありませんので、その部分をこちらでカバーします。
3C分析も一緒に見て考えましたが、現状では市場と競合について考えるシーンではなさそう。
感覚では早くてあと5~6か月くらいで市場や競合について考える場面になるかな、と思います。
クライアントさんにやってもらうこと、コンサルタントがやることを明確にする
コンサルティングを行うにあたって、コーチングの要素をかなり強くしています。
なので特にヒアリングでは、潜在的に考えている部分がないかを意識して質問しています。
「なんでそんなこと聞くんだろう?」と思われることもあるかもしれません。
ただ、今までやってきたことや経験からどう感じたのか、何が得意で何が苦手、好きなのか嫌いなのか、やりたいのかやりたくないのか、そこの辺りが分からないとクライアントさん、コンサルタントのそれぞれがやるべきことが分からなくなるんですよね。
お金をいただいてコンサルティングをさせていただいていますので、クライアントさんの成長や成果に繋がるように尽くします。
もちろんクライアントさんよりますので、人によってはどんどんご自身でワークをやってもらう、という選択にもなるかもしれませんね。
次回面談の予定、動きを再確認、まとめ送信
本日は1~1.5時間で面談をしましょうと言ってありましたので、1.5時間で終了。
今日のボリュームから次回面談はこれくらいの日程間隔だろうという日を設定。
そしてその日までに各自がやること、その日までにこういった懸念が発生したら相談する、こういうことを意識して業務に向かってもらうなど、整理をします。
経営総合コンサルティングではクレーム対応の相談や、案件に対するヒアリング同行も行っています。
要は重要で緊急の領域が発生した際も、すぐに言ってくださいねと付け加え。
さらに面談でメモを取っていただいてますが、こちらもヒアリングした内容や、整理した課題をまとめてチャットに送ります。
SWOT分析に関しても、面談終了後に清書して画像で送信。
こちらも面談終了後に気が付くこともあるので、そういった所を整理して送ります。
問い合わせ
ちょっと試しにどんなものか聞いてみたいという方は、初回の無料相談、ヒアリングをお受けください。