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新事業を始める時のスタンス

本日も、とある会社の経営者さんとお話しを。
損害保険にご加入いただいているお客様です。

どうやら新規事業を始められるそうで、補助金の申請をされたとのこと。

先日の起業する前にこれだけはやっておこうの話しをしたところ、けっこう盛り上がってしまいまして…

その記事はここから読めます

ただ経営者として長年やって来られた方からの言葉は、やはり重みがあったのでここで共有できればなと。

やはり実行は好きだが、管理が苦手な人が多い

これ、ほんっとに声を大にして言いたいですね。

やるだけやるけど、計画や進捗の管理、人に伝えるができない

今日お客さんから聞いてびっくりしたんですが、現在やっている事業では行政とのやり取りもあると。
で、そこに関して自社しかできないと言われました。

やはり専門的なことだから、他は参入できないのか…

と思っていたらなんと。

「行政へ対して日報の作成やデータの報告ができないからだよ

…は???

え、今なんて?

たったそんなことで参入できないの???
まぁ聞くと事実だそうです。もちろんその事業に対する能力の差もあるそうですが。

日報や報告ができないとか、誰でもできることじゃないですか…

と、言いながらも私もその実情を知っているからこそ、マネージャー育成を進めないとヤバいよ、と言ってるんですけどね。

その経営者さんはなぜ参入できているかというと、とりあえず調べてみてやってみた。
とのことです。

言い方悪いんですが、それだけですよ?

マネジメントが全くできない経営者って、できないんじゃなくて、全くやらなかったりするんですよね…

自分がやりたいことしかやらない。マネジメントが自分のやりたいことをどれだけ助長してくれるかも知らずに。

かと言ってそんなパートナーを見つけることもできない。
拡大とか持続は中々大変そうですね。

苦手なこと、できないことでもやってみる

苦手とか、今までやったことないから嫌とか、なんで起業や創業にかけたエネルギーをそこにほんの少しでも割けないのでしょうか?

想像するに、必要と感じていないからなんでしょうけどね…

その先にそこを担ってくれる超優秀な方が右腕になってくれれば良いですが、そうしないならご自身が少しでも身に付けて、雇用した方々をマネジメントするしかありません。

もちろん規模を小さく、個人事業主の範囲で、自身に何かあったらそこで終了という気持ちならいいですけどね。

ブロガーとしてめちゃくちゃ稼いでいるマナブさんという方が、その分野の専門書を5冊読めば大体どうすればいいか分かる。と言っておられました。
これは本当にそうです。今ならYouTubeもあるし、オーディブルもある。図書館に行けば無料で無数の本が借りられる…
サブスクで書籍が読み放題のサービスも多々ある。

活字を読むのが苦手、とかほんとただの言い訳ですよね~…知らんがな、と。

くどいですが、その部分を外に委託できるなら全然問題ないと思います。
要はあなたの目的が達成できれば良いのですから。

無理して、無理をしない方法

色々と言ってきましたが、今日すごく感じたこと。

あぁこの経営者さんの作戦、上手くいくだろうなって思う時。

無理をして、無理をしない方法

思い切ったところにBETするんですが、それがちゃんと実現、継続できる方法を考えてやっている。

大胆かつ着実みたいな感じです。
起業していない立場からだと少し理解に苦しむかもしれません。

今日の事例から言うと

  • マーケットが無い=ブルーオーシャンと判断
  • 他ができないことに注力する
  • 無謀に資本投入をするのではなく、確実に続けられるやり方でやる
  • 足りない、必要だと思う部分の学習は惜しまない

こんな感じです。

本当に新事業だなと思ったので具体的に内容が言えないのが残念ですが、創業、起業をして新たなサービスを生み出すにしても

確実な勝ち筋を立てられる

結局これって、経営者が自分自身のことをしっかり理解していないと難しいです。

もちろん数回失敗して気が付いてもいいかもしれませんが、ちょっとだけ視点を変えて、かつ周りでその意見を言ってくれるとしたら…

1回相談すべき人に相談した方がいいと思うんですけどねぇ~!

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