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プレゼン超簡単アドバイス

2022-09-03

今回はプレゼン初心者、プレゼンにまだ慣れていないけどプレゼンをしなきゃいけなくなった!
という方に「超」簡単なアドバイスをします!

細かいテクニックとかではなく、少し気を付けるポイントやちょっとしたことです。
この記事を読めば、まずプレゼン資料を作る前に気を付けること後から知って後悔した、ということが減ります。
本格的なアドバイスは色んな方がYouTubeにたくさん載せてますので、そちらをご覧ください。

アドバイスを載せようと思った経緯

先日、松江市のまちづくりを考える日というイベントに参加しました。

会場の様子

詳しい内容は弊社の代表ホームページへ(タップで遷移します)

ざっくりと言いますと約150名の前でプレゼンをするのですが、終わった後にアンケートの結果が見られるんですね。
その中で

  • スライドが細かくて見えない
  • スライドの見えにくいものがあった
  • 発表者がマイペースすぎる、説明時間は厳守で

というご意見が。実は私も感じていました。

せっかく皆さん熱意のある素晴らしい取組みの発表だったのに、そうではないところに傍聴者の意識が向かってしまう。
これは非常にもったいないことです。

上記の意見に対してきちんと対策して向かった私としては

「たったのこんなことで…残念。」

と感じました。そこでその部分だけに対して、すぐにできる超簡単なアドバイスをしようと思った次第です。
順番に説明します。

①資料について

①ー①資料を持って帰れるか

まずこれを確認してください。持って帰れるかというのは、傍聴した方が、ということです。
当日は展示ブースがありましたので、そこにおみやげ資料を置いておけばOKです。

非常に勘違いされやすいのですが、プレゼン発表では

相手の手元に資料を持たせない方がいいです

特にああいったホールで大人数に聞いてもらう時は特にです。
なぜかというと

話しを聞かなくなるから

です。

だって思いませんか?プレゼン会場に皆さん何が目的で傍聴しに来ているか?

発表者の生の声、喋りを聞きにきているんです。生の声というのは文字そのままです。
資料は後からでも確認できることが多いです。でもその発表者と会ってもう一度話すことは中々難しくないですか?

なので資料を持って帰れる場合、発表時に入口を出た所に細かい数字の資料がありますので持ち帰ってからご覧ください、でいいのです。

①ー②持って帰れるなら写真多め、文字少なめ

スライドが細かくて読めない、見えにくい原因は、1枚のスライドに色々盛り込みすぎるからです。
なので①ー①で紹介した、資料を持って帰ってもらえるのなら、会場で映し出すスライドには

パッと見て分かるもの

がオススメです。
私が意識しているのは、写真と見出しだけで良い、と考えて作成しています。
映し出されている写真や見出しについて今しゃべっていますよ、で良いです。

スライドに細かい情報が載っていると、その文字や数字を追われてしまい、こちらの話しを聞いてくれなくなります。
できれば目次を作り、今どの章を話しているかが分かるとなお分かりやすいと思います。

①ー③資料作りの構成

上記を踏まえた上で、ようやく資料作りが開始できます。ここでのコツは

  • 何が一番言いたいかを芯に持っておく
  • とりあえず書き始めない
  • 一番言いたいことをしゃべるが、どんな写真だとイメージが伝わるか
  • 伝わりそうな写真を何枚か揃え、絶対外せないものだけ残す
  • 写真を時系列や話す順番に並べる
  • 目次、見出しを作る
  • 原稿を作る

これが私がいつもやっている大まかな流れです。
地味に何が一番言いたいか、これだけは絶対に外せない、という部分が分かって整理されていないと、後述する時間厳守も難しくなってしまいます。
載せる写真の取捨選択や、全体のボリューム、作り始めてから迷いが生じることは多々あります。
この時に今回のプレゼンで何を一番伝えたいことだっけ?があると

「そうだった、であれば今回はこの部分は省こうか」

となれるわけです。

②文字の大きさ

パワーポイントであれば、54ptくらいがいいかなぁと思います。
これは慣れも必要ですが、もし可能であれば事前に会場の様子を見られるといいですね。

  • 一番後席の人がどれくらいの距離か?
  • 斜めからでも見えやすい位置のスクリーンか?
  • かなり広ければサブモニターが途中に置かれるか?

など確認しておきましょう。もし確認できない場合は仕方ないので、前述したように写真多め、しゃべりをしっかりと。
聞いたことがあると思いますが、項目にするなら3つにするというのが無難です。
一つのスライドでの見出しは3つくらいに絞り、40~54ptで一行に収まるように見出しを考えると良いと思います。

それでもどうしても一行に収まらないこともありますけどね…そこは1枚のスライド内でのバランスで考えてください。

③時間は厳守

なんでここまで考えてプレゼン資料を作るのか?答えは簡単、相手がいるからです。

結局前述した内容は全て、プレゼンを見る人、聞く人のためにやっていることです。
恐らく①と②をきちんと意識してやっていれば、制限時間内で出せるスライドの量、できるだけゆっくりと聞きやすい声と音量で喋るとこれくらい時間がかかる。という計算が可能です。
せっかく皆さんがやってきた素晴らしい取組みの発表をしているのに

(あれ、これ制限時間けっこう過ぎてない…?大丈夫なのかな…?)

なんて感じ始めたら、発表の内容って中々入ってこないですよね。

しかも面白いことに、熱が入って伝えたい部分、まとめに入っていくぞ!ってところが後半の締めに集約されていたりすると…
後は分かりますよね?
もちろんそれも踏まえて序盤や中盤に芯を持ってきてしまうということもありますが、大体は起承転結を意識しますので後半にグッと聞き入らせたいわけです。

相手の貴重な時間をもらってプレゼンをするわけなので、時間だけは絶対に守らなければならないと思っています。
でも大丈夫です!ここまで書いてきたすぐにでもできることを、まずは「意識」するだけでも全然違います。

ex.当日映し出された資料

※こちらからご覧いただけます

まとめ

プレゼンはいきなり上手になんてできません。私も偉そうに語っていますが、全然ダメです。
それでも多少は色々と勉強をして練習をして、ほんのちょっとは気づける部分が出てきました。

今現在、経営や創業、営業スキルやリスク管理についてのコンサルティング業を行っています。
プレゼンも大事なスキルですので、本当に簡単なことからアドバイスをさせていただきます。
私も本当に何にもできなかったです。でもちゃんと意識して学んで、継続すればでいるようになります。

今後も私がプレゼンをする機会があると思いますので、気が付いたことで皆様にちょっとしたお伝えできることがあれば、また載せようと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

※44:00~くらいから私の発表です。それなりに緊張しました…原稿をある程度覚えましたが、途中ぐちゃぐちゃになっています…

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